犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

煮詰まりは リセットすれば 融けるなり

SEと云う仕事をもう18年もやっている。
大学は超文系だったのに、どー云うわけかこの業界に飛び込み、この歳までよく生き残っている。技術系の仕事をコツコツやるのが向いていたのかもしれない。実際、中坊の頃は、幾何なんて大好きだったのだ。

しかし、技術系の仕事は煮詰まるとどーにもならない。袋小路に迷い込んで、同じところをぐるぐる廻り、なかなか解決の糸口が見つからない。そういうときは諦める。スケジュールが詰まっていなければ、明日に回して他の作業をする。
これにも理由がある。帰りの電車で文庫を読んでいたり、帰宅して風呂に入っていたりしているときに、ふと解決の見つかったりすることが往々にしてあるのだ。軽くメモを取り、翌日、作業を再開すると、若干の手直しでウソのようにあっさり片付くことがある。クールダウンと云うのは、やはり必要なのですな。

毎晩、帰宅して飯を食い、風呂に入ってから、少しでもギターを触るのだが、最近は専ら「酒バラ」を弾いている。三木楽器のコンテストに向けての個人練習なのだが、今日、風呂に入っていてふと、「あ、あそこのコードのところは、あのスケールが使えるんじゃないか?」と思い当たった。普段、コード毎にスケールを変えて弾くと云うことをあまりしていない。と云うより出来ないのだが、今回「酒バラ」については、コージー先生に構成を示してもらって、かなり意識するようにしている。
で、風呂に入っているときに、ふと思いついてしまったのだ。
で、風呂から上がって実際やってみると、ウン、どうやら使えそうだ。繰り返し試して、しっかり固めよう。

いやー、リラックスって大事。ホントにそう思う。ぼちぼち仕事も混んできたので、休むところはしっかり休まないと。
何せ今の現場は、5年前にも別ルートで参画して、異常な忙しさで体重を10キロも減らしたような仕事だったからなぁ。