犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

三回も かけてこられりや 焦るがな

18時半頃、一服してからもうひと仕事するつもりで喫煙ルームに入り、何気なく携帯を見ると、着信と留守電が3つも入っている。着信は何れも、お袋の携帯からだ。3回もかけてくるってのは、いったい何だ?
凄く気になって、留守電を聴いてみた。一件目はお袋。ちょっと用事が出来て、妹夫婦のところに来ている、晩御飯の用意をしてないから、駅前で待ち合わせて食事に行かないか、という内容だった。なんだよぉ、そんなことかよ。
続く二件もそう云う内容の伝言だった。気持ちは分からないでもないが、一瞬心配してしまうぢゃないか。

こちらから電話をかけなおして、20時頃に高槻駅改札で待ち合わせることにして、まあまだスケジュールに余裕はあるので、もうひと仕事するつもりだったが引き上げた。

20時前に高槻に着き、少し待ってお袋と合流。駅前の炉端焼きの店に入り、芋焼酎を飲みながら、ホッケだの鯛のアラ煮だの蛸ぶつだのキノコとベーコンのサラダだのを食った。肉厚のシイタケが旨かった。オレはシイタケ苦手なんだけど、今夜食ったのは旨かったなぁ。

親父は酒を飲まない人だったから、一緒に一杯やると云うことはほとんどなかった。お袋は毎晩発泡酒だチューハイだと飲む不良主婦で、しばしば付き合わされる。ま、たまにはいいか。旨い酒飲んで、旨いもの食って、バカな話も堅い話もして、74歳の母親と42歳の息子の夜は更けるのであった。

明日は、今日積み残した仕事、片付けなきゃなぁ。やれやれ。