犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

年明けから 食ひ逃したる 肉を食ふ

毎年、正月休みは、家でゆっくりして、鍋を食ったりすき焼を食ったり鉄板焼きを食ったりと云うのが、我が家の定番だったが、今年は、大晦日にマイミクさんに振舞ったちらし寿司を元日に片付け、二日は車で沼津まで遠出をし、三日は妹夫婦がカニとホタテを持ってきてくれたりしたので、正月用に買い込んでいた食材が、まだ随分と残っている。

お袋は、すき焼の鉄板に塗る脂身をぱくりと食ってしまう程に肉好きな人で、鉄板焼きも、焼肉用にスライスされたカルビやロースでは満足出来ないと云って、和牛のブロックを1キロ買ってくる。これを、食べたい大きさに好きなように切りながら焼き、余ったらまた冷凍しておいて後日食う、と云うようなことをする。
お袋の曰く、「焼肉屋とか行って1万円払うなら、ブロック肉1万円買って、好きなように切って食べた方が値打ちがある」 うーん、ビミョーな理屈。
しかし、お袋は肉食獣だ。とても75歳の婆さんとは思えない。
とは云いながら、蛙の子は蛙で、オレもそう云うのは嫌いではない。だから太るんだよね。やれやれ。

今夜は、年明け前に買い込んでいたブロック肉を、1センチくらいの厚さに切って、都合、3枚食った。300グラムくらいだろうか。ゆず胡椒と醤油を少しつけて食うと、いやー、アッサリして旨かった。まだ半分くらい残っている。またひと月ほどしたら食おう。