犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

セッションに 手ぶらで向かふ 不埒者

土日は逼塞するつもりだったのだが、昼前に、セッションマン澤田ヒロシから、「かなカルのストリート、観に行かん?」とケータイに入電があったので、出掛けることにする。
13時、一旦、フサヱで繫ごうと、行ってみると、土曜はランチは休み。罠にハマッた。B2のすし屋に入り、ライブ以来の顔合わせ。ちょっと、ブッキングの話も出ていたりするので、簡単に話を通しておく。

いい時間になったので、ヒルトンと阪神百貨店の間の交差点へ出る。昼下がりの明るい陽射しと、爽やかな風が抜ける中での、ストリートライブ。ジャズスト以来のかなカルは、やっぱり楽しかった。7拍子の「Love For Sale」はおススメなのだ。

フサヱが開く時間になったので向かう。柚子胡椒ソースの冷製パスタ、激旨。セッションマン、大絶賛。

少し時間が早かったが、東西線で京橋へ出て、上海ママの中華で、餃子とチャーハンを食う。旨い。車をあてどなく転がした話や、原チャリで田原本や須磨までバイトに出掛けた話なんかで、19時前まで繫いでから、シサシブリのビーハイブに向かう。田村さんとオカイがホストのジャムセッション

一切、演奏するつもりがなかったので、全くの手ぶらなのであった。だから、マスターにシサシブリに顔だけ見せようと思っていたのだが、店に入ると、外国人が一人。オレを見るなり「ドコカデ逢ッタコトアリマセンカ?」 ええー? どこだ? 「えーと、お名前は?」「Thomasデス」「トーマス…、あ、こないだ、じゃず家のセッションで」「ジャズ家? 環状線ノシタノ?」「そうそう、『The Chiken』、最後にやりましたよ」「Oh、ソウデシタ」 カナダから来たユダヤ人で、萱島に住んでいて、英語の先生をしていて、日本人の彼女が居て、フォトジェニックの14,000円のエレベを持参していて、と色々話をしている内、「あれ? そー云えば、Mistyのセッションでも逢ってませんでしたっけ?」「Misty? Oh、ソウデス、行キマシタ行キマシタ」 いやー、世間は狭いなー、と思っていると、マスターに「何飲む?」と聞かれ、結局そのまま、セッションに参加することになった。手ぶらなのに。

誰か、知り合いのギタリストが来て、借りられたら、一曲弾いていこうか、と思っていたら、シサシブリに逢うマイミク、くまさんが来られたので、お借りして、「ソフトリー」だけ弾き、途中の休憩に入ったところで、失礼することにした。逼塞するつもりが、盛り沢山の土曜日でしたとさ。

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帰宅して、「ターミネーター2」の後半だけ観て、「サタデーナイトライブジャパン」を観る。コント番組で行くなら、もうちょっと丁寧に作らないと。
平井堅を交えたコントは面白かったけど。