犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

献血が 出来ず 残念無念なり

午前中、歯医者に行った。穴を開けた歯に、出来上がった芯をはめ固定する。そこで改めて型をとり、次回、かぶせをして、この部分の治療はひと段落。
しかし、これで終わらないのであった。「健康な歯は、数えるほどしかないよ」と歯医者に云われているので、長〜い目で全体的に治療せねばならん。
仕事柄、一日、端末とにらめっこで、資料作ったりプログラミングしたりしていて、ついつい、口寂しさに、飴玉をなめる。これがいかん、と指摘され、最近は控えている。おかげで、タバコ吸いに、喫煙室に行くインターバルが短くなってるんだよなぁ。

昼から、中津・TODOセッションだったので、ギターを持って出掛ける。セッションは15時からだが、13時半に梅田に到着。自分に出来ることをしようと、献血をしてから行こうと思ったのだ。
土日は、ヨドバシカメラの近くに、いつも献血車が出ているので、そこに行った。受付で、先ずこれを読んで下さいと、チラシを渡された。

「以下に該当する方は献血をご遠慮ください」

10項目の要件を確認していく。これもない、これも大丈夫、これも・・・。

アレ?

「この3日間に、出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けられた方」

これ、該当するぢゃん! オレ、正に今日の昼前、歯科治療受けたぢゃん! 芯を入れる時に、若干削って、うがいしたら血も混ざってたぢゃん!

「スイマセン。口の中は雑菌が多いので、出血を伴ったことで、あなたの血にその雑菌が混入してる場合があるんです。一般の方は、基本、大丈夫なんですが、無菌室等で使われる場合もありますんでね」
「ハア、そうですか」

些かヘコんだ。こう云うときに役に立てない。何てタイミングの悪い男なんだ、オレってよぉ。
と、まぁ、云っても詮無い。今日はすっぱり諦めて、次の機会に献血しよう。オレの血が、そのまま被災地に行くとか、そんなことを考えてる訳ではもちろんない。微力ながら出来ることを、じっくりゆっくり考えて、着実に行動すればいい。

セッションは18時に終了。歯の治療直後でもあったし、今日はそのまま真っ直ぐ帰った。お袋が風邪気味で、今朝から弱音を吐いていたこともあったので。

帰宅し、飯を食い、風呂を済ませ、テレビのニウスを観る。福島第一原発は、メルトダウンしたのではないか、と憶測も飛んでいたが、格納容器の破損はなかったとのこと。ひと安心だと思っていたら、被ばくした方が居られると云う報道も出た。流言飛語に惑わされるのは良くない。報道を注視して、正確な情報を見極めなければ。

そんな中、このニウスを読んで、涙が出た。

■「今度は我々の番」NZが災害救助隊派遣へ
(読売新聞 - 03月12日 18:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1533052&media_id=20

ぼろぼろ、涙が止まらなかった。ニュージーランドも、まだまだこれから大変なのに、日本に支援を送って下さる。
世界からの善意に応える為に、オレたちも、自分の行動をしっかり見極めなければ。