犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

かしわとは 戒名なりと とぼけむと

今年最初の、TODOセッション。今回の楽しみは、何と云っても、ニューカレドニアから1年振りに来日した、ラリー・ランサムと、TODOセッションにはシサシブリに顔を出して下さる、HIROさんこと古谷光広さん。

一旦、梅田に着いてから、新地のコンビニ、ポプラで、ストックが切れていたタバコを買いに回り、思いっきりゆっくり時間をとったつもりだったのに、中津到着は30分前。スタジオも開いておらず、だーれも居ない。前で待っていると、やって来た来た、1年振りのラリー! 握手をし、ハグをし、ハイタッチをして、再会を喜んだ。

スタジオが開いたので、椅子を並べ、準備をする。ラリーは、早速ピアノの前に座って軽く弾き始める。ギターを出してアンプに繋ぐと、Cのブルースを弾き出したので合わせる。うひー、楽しい。早く来たご褒美だね、これは。

セットリスト。

Bag's Groove
Blue Monk
There Will Never Be Another You
Canteloupe Island
Watermelon Man

「カンタロープ」では、TODOのアンプ、JCにコーラスをかけ、音創りで遊んだ。いやーん、楽しい楽しい。

恒例の打ち上げでは、我々、今の日本人の、ソウル・ミュージックとは何か? と云う様な話が出た。 演歌? 唱歌? 民謡? 歌謡曲? 今の日本人にとってのふるさとと呼べる曲って、ホントにあるの?

そんなことを考えながら、下記ニウスについて思いを上せた。
強引な結び付けかもしれないが、このお二人の芸は、正しく、洗練された日本語の会話、日本人にとっての、ソウル・ミュージックではないか。
少なくとも、オレにはそうだ。

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いとし師匠が既に亡くなっているのだから、お二人の漫才が観られないのは今更云っても仕方が無い。これからは、若い漫才師の芸を、暖かく見守るこいし師匠の眼が、永遠に失われるのだ。そのことが痛ましい。

喜味こいし師匠のご冥福を、お祈り申し上げます。

しゃべくり漫才ご意見番喜味こいしさん死去
(読売新聞 - 01月23日 17:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1478149&media_id=20