木鶏ならで 勿怪の幸ひ 稀勢の里

調べてみたら、双葉山の69連勝って、昭和11年（1936）1月場所の7日目から、昭和14年（1939年）1月場所の3日目まで、3年間に渡る大記録なんですな。この頃は、1月場所と5月場所の、年2場所制で、ひと場所の取組数は、昭和12年（1937年）1月場所までは11、以降は13で、現在とはかなり違うんだけど、何にせよ、3年間全く負けなかったと云うのは、ちょっと想像つかないですね。国民的ヒーローにもなりますわ、そりゃ。

白鵬の63連勝だって、物凄い記録だ。年6場所の15日制だから、4場所勝ちっ放しで60連勝。3年間負け無しとは、印象は違うが、やはり、おいそれと出来る記録じゃない。
まだまだ若いんだし、これからまた積み上げていけばいいのではないですか。

稀勢の里は、大沢親分が生きていたら、次の日曜の朝には、「あっぱれ」と褒めたでしょう。期待は大きいんだけど、どうも日本人力士って、ムラッ気があるんだよなぁ。大きく勝ち越して、大関に上がらないと。歳も近いし、白鵬とは、いいライバルなんだから。

白鵬の連勝「63」でストップ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1408004&media_id=2