タージンぢやないよ お袋 タジンだよ
仕事は、最後の追い込みと云うか、オレが引き上げる金曜までに、使えるだけ使ってやろうと云うことだろうか、ドキュメントの校正作業は、内容てんこ盛り。近視で老眼で乱視も入った、目が疲れること。ひとまず、明日で大方のチェックは終えられそうな目処がつき、ほっとしている。
帰宅は21時。お袋が、従姉妹とシサシブリに食事に出掛けるからと、昨夜、こんなことを云っていた。
「タージン鍋、買うたから、明日の晩は、お野菜とお肉と、タージン鍋に入れとくから、火ィにかけるだけでエエからね」
帰ると、云っていたとおり、タジン鍋に野菜だの鶏肉だの茸だの豆腐だのを入れて置いてあった。料理酒をすこし振り、弱火に15分程かける。蒸し焼きと云うか、普通の独り鍋のような感じになったが、具を食ったあと、鍋に残った、野菜と鶏の出汁の出たスープを飲んだら旨かった。ああ、これなら、うどん玉入れて煮込むとか、白ご飯入れて雑炊にして、食べるラー油かけたりすればよかったかも。
ここんとこ、急に冷え込んだし、今年の冬は、タジン鍋、重宝しそう。