犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

本棚に 背表紙 並べるのが好き

YAKATAヘヴィローテーションウィークは、結局、前半の2日しか行けなかった。今夜はたなちゅうさんこと、田中ゆうこりんのライブだったのだが、仕事場を出たのが19時過ぎ。鶴橋着が21時前。これでは、帰宅途中に、バーにふらりと寄ることもままならない。
11月からは、北浜に戻るので、あと一週間、我慢の日々だ。今の現場も、最後の追い込みなのだし。

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ここ何日かの日記でも書いているが、村上春樹1Q84」を読んでいる。駆け抜けるように読んで、BOOK3も残り6章。ちょっと速過ぎる気がしないでもないが、読み易さがスピードを生んでいる印象だ。

単行本にせよ文庫にせよ、書籍には書籍の読み方がある。ページを進めたり戻したり。読むともなくぱらぱらとページをめくったり。
速読術を身に付けた人は、その本の中のキーワードについて、ページの中のポジションを映像的に把握しているらしい。紙媒体の書籍だと、その感覚も強くなるのではないか。この本の、この位の厚みを重ねたページの、見開きの左側のあの辺り、と云った覚え方を、漠然とではあるが、オレだってしているもの。

電子書籍は便利だとは思う。嵩張らないし。しかし、書籍の重み、美しい装丁と云った、実感のようなものには、やっぱり欠けるのではなかろうか。

とは云っても、iPadは、やっぱり欲しい。

認識は、「ひとつの選択肢」程度? 70.9%が「『電子書籍』を利用しない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1381131&media_id=60