犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

白寿越ゑ 生きるは世のため 金のため

身も蓋もない云い方をすれば、そもそも、100歳を越えて存命であると云うことが、異例なのだから、もっと行政は、厳密になってもいい、とも思う。

斯く云うオレも、傘寿目前の母親と同居している。身体のあちこちにガタがきた、と日々ボヤいているが、晩飯の際には、米を食わずに酒を飲む。毎晩である。オレが、宅飲みはほとんどしないのに、家には酒が絶えたことがない。お袋が飲むからだ。

2週に1度は、10歳くらい年少の友人と、駅前に食事に出掛ける。当然、飲む。終バスを逃し、タクシーで帰宅、なんてこともしばしば。歳の割には元気な、不良老婆なのだ。

とは云うものの、傘寿目前なのだから、いつ、どんなことが起こるかは、予測がつかない。明日、仕事に出掛けている間に、なんてことだってあり得る。実際、親父は、3年前にそんな感じで逝ってしまったし。

親父が、地方公務員だったので、民間企業に勤めていた方から比べると、受給する年金は高かった。公務員共済年金と云うやつだ。親父が死んで、お袋には、遺族年金が支給されることになった。もとの額面が高かったので、お袋は、遺族年金と、自分の国民年金を受け、家計はそれで回している。特に贅沢をしない限り、切り詰めて暮らさねばならぬこともない。

そんな訳だから、お袋が死んだ時、届出をしなければ、年金を受け続けることも出来るのかもしれぬ。ニウスを読んで、そう云う、埒も無いことを、ちょっと考えてしまった。いかんですな、さすがにコレは。

それにしても、世知辛い世の中になっちまいましたなぁ。

なぜ 高齢者の不明事件相次ぐ
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