犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

人身と 地震で 汗は ダックダク

いつものように5時45分頃起き、6時10分頃家を出た。
最寄のバス停に近付くと、なんとなく足元がふらついた。あれ? 暑さで軽い立ちくらみでもあったか?

いつものように6時20分のバスに乗り、6時35分頃、JR高槻駅に着く。改札を入ると、行き先掲示板が電車の遅れを告げている。朝いちからなんだよー、と思いながらホームに降りると、いつも乗る各駅停車の、ひとつ前のダイヤの列車が停まっており、反対側のホームにも、快速が入線したまま停車している。
今の現場へは、通勤時間が掛かるので、ほぼオンタイムで向かうスケジュールを組んでおり、1本乗り遅れると、すぐさま遅刻のリスクを背負うことになる。遅れている各駅停車に乗って座って行くのは、今朝に限っては諦めるしかない。混雑する中、立ったままでも、早く着く快速に乗ろうとすると、構内アナウンスが聞こえてきた。
吹田駅構内で発生した人身事故の影響で、運転を見合わせております。再開の目処は、7時半頃・・・」

7時半!? いつもなら、鶴橋で、環状線から近鉄に乗り換えている時間ぢゃないか。ホームから動かない列車に乗って、1時間も待っている暇はない。慌てて降り、改札を出て、阪急の駅へ向かった。

ジャズストなんかで高槻に来られたことのある方は、なんとなくご存知だろうが、JR高槻駅と、阪急高槻市駅は、歩いて5分位の距離だ。陽射しよりも湿気で汗だくになりながら、阪急の梅田方面行きのホームに入り、列車を待つ。結局、6時53分発の快速急行に乗り、梅田着は7時17分。いつもは、7時13分発の環状線に乗るのだが、勿論これは無理。人の流れをかき分け、それでも、7時24分発の電車に乗れた。予定では、鶴橋着は7時41分。いつも乗る、38分発の奈良行き快速急行には乗れないが、49分発には乗れる。近鉄奈良到着は、いつもより11分遅れ。そこからまだ、路線バスに乗らねばならないが、職場にはぎりぎりで着けるだろう。

そんな風に考えながら、鶴橋に着き、近鉄のホームに降りると、いつも乗る38分発の快速急行が、入線したまま停まっていた。地震の影響でダイヤが少し乱れたらしい。てことは、約1時間半前、地元のバス停で感じた足元の揺れは、立ちくらみとかぢゃなくて、ホントに揺れてたんだ。そうだったのかー。伏線回収。

結局、いつものスケジュールより、5分程度の遅れで奈良到着、職場には普通に入室出来た。
2時間半の通勤時間の、4割程度は、座席に座って仮眠を取るのだが、今朝はそれは出来なかった。まぁ、遅刻するより良いんですけどね。
朝いちから、汗だくになりましたとさ。

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こないだの日曜の朝、「題名のない音楽会」に、加藤登紀子がゲストで出ていて、この歌も唄っていた。

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紅の豚」は、大人のためのファンタジィだ。そのファンタジィを完璧な形で締めくくる、フィオ・ピッコロのナレーションと、エンドロールに流れるこの歌。
観たくなってきた。DVD、買ってこよ。