犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

知る毎に 流す涙の 苦く沁む

午前中に散髪に行き、昼過ぎまでのんびりすごしてから、15時過ぎに梅田へ出た。御堂筋Kappoをやってるはずだから、アメ村までぶらぶら歩いて、そこらを見て廻ろうと思っていたら、淀屋橋に着いたのが16時過ぎで、イベントは全て終了、片付けに入っていた。あらあら。17時まで交通規制をしていたから、車の走らない、静かな御堂筋を歩く、と云うのもまぁ良かったのだが、も少し早く出掛けるべきでしたね。

シサシブリに、三角公園前の甲賀流のたこ焼きを食い、18時からレッスン。ツーファイブフレーズ、オルタード、コンディミ等を絡めた、ごくごく簡単なコード進行の8小節を延々回していくセッションを30分。途中、転調を入れたりして如何にスムーズにスケールポジションを移動していくかに留意する。
それを終えて、次の課題曲として提示されたのが、「Yardbird Suite」 ああー、この曲も、バッキングには入るが、自分でテーマ取ってやることって、ホントにないもんな。管の人が好きな曲、と云うイメージだし。いい機会だから、レパートリィに加えてしまおうか。

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ついさっきまで、NHK教育で、ETV特集「死刑囚 永山則夫」が放映されていたので観ていた。永山則夫と云うと、20年程前、「無知の涙」が河出文庫に入った時に読んだが、怨念と諦念、獄中で読書をする内に、急速に言語化されていく強烈な自意識に圧倒され、通読出来なかった。今回の番組を通して垣間見えた永山に、改めて食指が動いたので、少し読み直してみようか、とも思っている。「無知の涙」だけでなく、他の著作も。