犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

江戸前の 名人 語る SFなり

五代目古今亭志ん生のファンである。
こんなコミュニティにも入っている。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=24100

志ん生と云う人は凄い人で、昭和48年(1973年)に亡くなっていて、死後35年経った現在でも、音源が売れ続けている。映像はさすがに数えるほどしか残っていないが、昭和30年代の音源が何種類もの版でCD化され、現役の噺家のCD、DVDより遥かに売れているのである。全世界で累計1500万部を数える、「Kind Of Blue」のようなものである。ちょっと違うか。

今日、Amazonで注文していた「志ん生復活!」と云うDVDブックが三冊届いた。スライドショーのバックに志ん生の噺が流れる、イヤ逆だ、志ん生の噺がメイン、スライドショーなんかなくてもいい。
早速聴いているのだが、「黄金餅」にこんなマクラがあった。

人と云うものは色んなことを考えるもんで、無駄と云うことを省くと云うことについては、大変なもんですな。
どうも俺は、両方の目で何か見るのは勿体無くてしょうがないから、片っぽ塞いどいて見ていよう、そいで痛んできたらば、痛んだ方をしまって、新規の方で見ようと、こう云うことを考えて、片がた塞いじゃって何年か片っぽうの眼で見ている内に、痛んできたから痛んだ方をしまって新規の方で見たら、知ってるものが一人も居なくなっちゃった。

これはスゴい。まんまSFじゃないか。

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年内の仕事は明日で終わり。土曜は忘年会。日曜はToDoセッション。29日は正月の買い物で一日使い、30日はビーハイブでセッション、大晦日ガゼボでカウントダウンのあと、ヤカタでセッションの予定。
いよいよ押し迫ってきたなぁ。