犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

アングラの 死に水を取る 女優の死

女優、深浦加奈子さん早すぎる死…仕事が恋人と公言
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=589888&media_id=43

少しタイミングがずれたが、このニウスには驚いた。深浦加奈子さんが亡くなったとは。

手元に、1987年3月、扇町ミュージアムスクエアにて上演された、劇団第三エロチカの大阪での初の公演「フリークス」のパンフレットがある。勿論、オレはこの公演を観ている。
当時、27歳だった深浦さんは、瑞々しく、そして妖艶な芝居を見せてくれた。
この「フリークス」と云う芝居のオープニングで、片脚が不自由な、怪しげなファッション・デザイナー役で登場し、詩的な口上を述べた、第三エロチカ主宰、劇作家で演出家で、中心俳優でもあった川村毅と共に、強く印象に残っている。
今から20年前。芝居に夢中になり、劇団を作ることを夢想していた(後にその夢はほんのひととき叶うのだが)オレにとっての、青春時代の思い出のひとつである。

深浦加奈子さんのご冥福をお祈り致します。