時かけを 観て迎へたる 六百日
梅雨明けした途端、どーんと暑くなった。午前中から汗ばむ汗ばむ。
2週ぶりの通院を済ませ、TSUTAYAで軽く本だのDVDだの物色し、昼からは家でうだうだ。水シャワーを浴びひと休みしてから、妹夫婦の家にお袋を迎えに行く。甥っ子那由他はもう2ヶ月。重くなった。
お袋と焼肉を食い、リカーショップで発泡酒とミネラルウォーターを買って帰宅。丁度21時になったので、アニメ「時をかける少女」を観る。
この日記でも何度も書いているが、「時をかける少女」は傑作だ。2006年、「ゲ○戦記」だの「ブレ○ブ・ストーリー」だの、テレビ局の大資本をバックに作られた大作アニメがいずれも愚作、凡作だったと云うのに、「時かけ」は大阪では茶屋町ロフト地下のテアトル梅田単館公開で連日立ち見盛況だった。オレも立ちんぼで観たが、それでも面白さは抜群だった。
本音ではジブリに提灯を持ちたい日テレで放送された日本アカデミー賞でも、最優秀アニメに選ばれたのは「時かけ」だった。映画マスコミにも、まだ良識と云うものはあるのですな。
DVDも持っているし、観たいときにはいつでも観られるのだが、やっぱり最後まで観てしまう。奥華子「変わらないもの」をバックにした最後のタイムリープのシーンはぞくぞくするし、オーラスの真琴と千昭の別れ、
「未来で待ってる」
「ウン、すぐ行く。走っていく」
と云うやり取りは何度観ても感動的だ。
夏の空はどこまでも澄んでいる。そんな季節が来るたびに観続けたい、爽やかな青春映画なのであります。
と云う訳でこの日記で、2006年11月29日から数えて、連続600日の日記達成である。パチパチパチ。我ながら粘ってるなぁ。