犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

お袋と 二人残つた 忌明けかな

親父の四十九日であった。

仕事は休みを取った。朝はゆっくり9時起き。いつもは居ないはずの時間に居ないはず人が居るのを見て、タイスケはキョトンとした顔をしている。

昼過ぎ、妹夫婦と義父母が来てくれ、菩提寺の和尚も来られて、満中陰の法要が始まる。恙無く読経、御詠歌を終え、車で寺へ向かい、納骨を済ませ、これで全て終了。親父の遺骨が、家から無くなったことになる。祭壇も片付けられ、遺影も位牌も仏壇に納め、これで家の中は、普段の形に戻った。

親父が死んで一ヶ月半。本当に早かった。あっという間だった。オレは、年明けから新しい現場での仕事が始まり、怒涛の予感もあって、このまま日常に戻っていくのだろうが、お袋は、昼間独りで家に残っているわけだ。気持ちが倦んでしまわないように、見ていてやらなけりゃなぁ。
とりあえず、まずは来月末、ビーフラットのセッションに連れていく。これは出来れば恒例にしていきたい。

明日からまた仕事だ。腰入れて、さて頑張るか。