犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

保護はいい そこから先は どうするの?

パンダはもう絶滅危惧種じゃない?!個体数回復との推計―四川省成都
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=338374&media_id=31

身も蓋もない云い方をしてしまえば、環境保護も、人間の手による、一種のコントロールなんだよね。
そもそも、ヒトと云う種そのものが、地球にとってイレギュラーな存在なのかもしれない。

絶滅危惧を声高に叫んで、過剰に保護をしたために、クジラはその数が増え続け、海の食物連鎖の最上位種として、生態系に影響を及ぼしている、という説もある。
(クジラは増えてない、という真逆の報告もありますが)

シカゴ市長から今上天皇に寄贈されたブルーギルは、いまや琵琶湖の生態系を壊さんばかりに増えている。
結局ここにも、人間が介在している。

絶滅危惧種として、パンダが保護されるのはいいとして、増えすぎたとき、いったいどうなるのか? 自然の流れとして淘汰されていく運命だったかもしれない種が、結果として生き延びて、他に影響は出ないのか?
そもそも、ヒトがここまで自然に介在していっていいのか?

取り上げたニウスを読んで、単純に喜ばしいと思えなかったオレは、ひねくれものなのかなぁ。