「大魔神」
Gyaoで、昔懐かしい「大魔神」を配信していたので、シサシブリに観た。
いやー、カタルシスあるわ。単純な善悪二元論が、却って有効に機能している。
悪役は実に悪役らしい面構えで、冷酷、狡猾。
善玉は、腹が立つくらい、全く為すところがなく、簡単に罠に落ち、窮地に追い遣られる。
そして、健気な美女の真摯な祈りを受け、武人像は魔神となり、悪の領主を惨殺し、再び、美女の涙を受け止め、姿を消していく。
1時間半というランタイムも絶妙。Gyaoは、10分ごとにCMが入り、これがうざいのだが、さほどストレスなく観られた。
3部作全て配信しているので、今夜はぶっ続けで観るかな。
しかし、2作目「大魔神怒る」は、実にいいタイトルですね。邦画史に残る名タイトルだと思いますです、ハイ。