犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

時間が経つと印象も変わる

CSの「キッズステーション」で、劇場版「クラッシャージョウ」が放映された。懐かしい。1983年の作品ってことは、22年も前なのか。「宇宙戦艦ヤマト」の大ヒット以来、当時のアニメって、公開初日は、初回上映が朝5時とか6時とかに設定されてて、深夜から劇場前に並ぶアニメファンの様子を、オールナイトニッポンが特別プログラムを組んでレポートしたりして、今から考えると、ミョーなイベントだったもんだ。「クラッシャージョウ」の場合、大友克洋がキャラクターデザインを担当した、「幻魔大戦」と公開日が重なって、ANNはそっちを特集していたが、オレは、ガンプラ買いに、玩具屋並んだりしたクチだから、勿論「ジョウ」派で、京都の親戚の家が、京都の繁華街、京極通りに近いから、前日から泊り込んで、深夜、ANNの「幻魔大戦」特集を聴きながら、京極ピカデリーに向かい、5時から始まった初回上映を楽しんだ。もう、面白くて面白くて、当時だけで、劇場に5回も行って観たもんなぁ。そんな訳で、22年ぶりに、泡盛飲みながら観賞。結構、細部も覚えてるものだし、ノンストップの展開にも十分ノレたのだが、ストーリーが雑なのに驚いてしまった。こんなに、伏線の張り方やまとめ方が、いい加減だったのか。一番肝心な、宇宙海賊の後ろ盾の描き方がなおざりにされているので、ラストのどんでん返しも取ってつけたような印象しかない。キャラクターはせっかく魅力的に作られているのに、勿体無い。それにしても、22年前、あんなに面白いと思っていた作品が、今観直して見ると、こんなに印象違うものなのか、と思い驚いた次第。こうなると、25年前に観に行って、その時点で圧倒的にダメダメだと断罪した「サイボーグ009 超銀河伝説」も、今観ると印象変わって、面白いかも。いやぁ、あれに限っては、絶対、そんなはずはないな。日本のアニメの、長い歴史のなかでも、最低の作品だもんな、あれは。

余談。
今、流れている、ニッカウヰスキーのコマーシャルだが、うーむ、やはり石田ゆり子はいい! 木村多江を抜いて、オレランキングのトップに、また返り咲いた。「女房、酔わせてどうするつもり?」 むひー! 酔わせたいぞー! 申し訳ない、壊れてます。


はてな」をやってるので、2つかけもちするのは、はっきり云って無理だと思う。元来、無精だし。でもまぁ、せっかく紹介を受けたわけだし、ちびちびとやってみます。

日曜の阪神−横浜戦は興奮した。ルーキー、能見のナイスピッチングがありながら、我らがタイガース打線は、横浜・吉川と加藤を捕らえきれず、8回終了して0対0。9回表に、ウィリアムスが連打を食らい1失点、大魔神・佐々木登場で万事休すと思いきや、二死走者なしから、町田、赤星、藤本の三連打で逆転サヨナラ! がっちり首位をキープした。しかし、佐々木の凋落振りはどうだろう。

http://d.hatena.ne.jp/jm2433/20050410#p2

↑ここに、佐々木と同世代の人の感想を見つけたけど、確かに、こういう気分にはなるなぁ。オレの同世代というと、野球では、古田、山本昌、小宮山、吉井あたりだ。間違いなく、現役の最晩年を迎えている。代打の神様八木裕も、昨シーズンを最後に、現役引退したし。アイドル歌手が年下になり、高校球児が年下になり、相撲取りが年下になり、プロ野球選手が年下になり・・・。もう、オレより年上のスポーツ選手って、騎手に何人かいるくらいじゃないかなぁ。岡部も辞めちゃったしなぁ。つまり、オレもそういう歳になったってことなわけだ。うーん、実感ないなぁ。