犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

パニック・イン・スノウ・モーニング

昨日の日記の続き。
高槻では何年ぶりの積雪だろう。とにかく、雪景色の中をバス停へ。気温は低いし風は冷たいし、早く来ないかなぁと待っているのだが、なかなか来ない。バス待ちの客も、行列になってきた。いつもはそんなに人が溜まるバス停じゃないのに。と、ようやくバスがやって来るのが見えた。ところが、バスの前を、1台のワゴン車がノロノロ走っているのだ。このやろう、こんな雪の早朝に、なに公共交通の前、ふさいで走ってるんだ。迷惑この上ない。やっと到着したバスは、ひとつ前のバス停で溜まっていたと思しき客をかかえており、満員に近かった。いつもなら座って一眠り出来るのだが仕方がない。乗車して、降りやすいように前の方に陣取る。次のバス停は、マンションが近くにもある所為で、普段から乗降の多いポイントなのだが、今朝は、行列がとぐろを巻いていた。半端じゃない。大半を積み残し、バスは出発。その次のバス停でも、大半の待ち客が乗れず、その上、少し行ったところで、先行しているバスが停車している始末。よくよく見ると、そのバスの前にも、もう1台バスが停まっている。運転手が、「前のバスが動かないことには、このバスも動けません。降りて歩かれた方が早いですよ」と、車内放送で呼びかけた。あーあ、仕方ない。いつもなら、ポケットラジオで聴いているFM放送の、駅に着いたところで流れるニュースのコーナーが始まっている。歩くか。まだ雪がちらつく中、バスを降り、凍った道を滑らないように気をつけながら、小走りに駅に向かった。
結局、停まっていたバスに、1台も抜かれることなく。いつもより25分遅れで駅に到着。駅始発の各駅停車で、座って眠って30分、がいつものパターンだけれども、そんなこと出来るわけない。鬼のように混んだ新快速に無理やり乗り込んで、15分で大阪到着。結局、いつものスケジュールより数分遅れに留めることが出来、延着証明をもらうこともなく、遅刻は避けられた。もう、出勤だけで一仕事だ。悔しいのは、大阪市内に、全く雪の気配がなかったってことだ。ウチの地元って、そんなに田舎じゃないのになぁ。
東京、名古屋に比べて、大阪は雪の降らない街だなぁと、改めて思った次第。