犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

漫才師はロック歌手じゃない

朝日放送の深夜、「百万馬力」枠で、「速報! M−1への道」が始まった。
去年も、土曜の深夜の枠で、予選の結果と、出場者への異常な密着レポートを放送していたが、どうも、今年も同じ方向でやるみたいだ。
M−1自体は、年末のお祭りという感覚で捉えているので、普通に楽しませてもらいたいところなのだが、余計なサイドストーリーが多い気がする。漫才は、面白いかどうかが問題なので、「10年目の最後のチャンスに賭ける!」とか、「天国と地獄をみたコンビ」とか、そういう、漫才以外の物語は、はっきり言って邪魔だ。芸人の熱い部分を見せられてもなぁ、と正直思う。一昨年のますだおかだの優勝の、増田くんが岡田くんに求めた握手なんて、暑苦しくて、ヤだったもの。
だから、ポッと出のノーマークの新人が、あっさり賞をさらっていっちゃったりしてほしい、と思ったりする。昨日今日、コンビを組んだような新人コンビが、一回勝負の決勝戦で、10年目だとかいって、眉吊り上げて必死になっている芸人横目に、場の空気をゴッソリ持っていって、1000万獲得しちゃう、なんて展開を期待するなぁ。去年だったら千鳥とかね。いきなりトップバッターで、エロ漫才やっちゃうんだもん。あのネタは、苦笑しちゃいましたけど。
ところで、今年は、紳介さんがあんなことになってるけれど、どうするのだろう。予選は既に2回戦を終えているから、やるのはやるんだろうけど。年末の働かせ時に、余計なことされちゃったもんだね。吉本興業も。