中越地震 その後

新潟の地震は、大惨事になってしまった。ライフラインが止まり、交通が遮断され、被災者の方々は、避難所で、収まることのない余震に怯えている。物資が不足しているなかでの、避難生活というのは、どのようなものなのだろうか。避難所の映像を見ると、恐怖と苛立ちがひりひりと感じられる。関東大震災のとき、風評で、不幸な出来事が多く起こったという。こういう事態なのだから、報道は不可欠なのだろうが、必要以上に煽り立てるようなことはやめてもらいたい。BGMや字幕を入れた、映像の演出などいらない。正確な事実を、淡々と伝えてくれればそれでいい。何が起こっているのか。何が必要なのか。何をすべきでないのか。
とはいうものの、テレビには、通常の娯楽も戻りつつある。被災されている方々にとっても、あるいはよいことなのかもしれない。日曜に行われた試合で、アルビレックスは勝てなかったが、反町監督は、励みになりたいというような意味のことをいった。素晴らしいことだ。スポーツと地域が一体となっていることが輝かしい。
ワールドシリーズは、壮絶な打ち合いを制して、ボストンが先勝した。次に投げるのは、血染めのシリング。頑張れ。トレードに出されたからって、80年もネチネチ呪ってる、赤ん坊なんか蹴散らしちゃえ。
日本シリーズは、松坂が粘り勝ち。タイに持ち込んだ。JR高槻駅シリーズだから、高槻市民のオレは、どっちが勝ってもいいんだけど、心情的には西武かな。オチヤイ氏って、笑顔が爽やかじゃないから、あの人が勝って笑うと、見下されてるみたいでなんかヤなんだよなー。それに、嫁がはしゃぐのがウザいし。頑張れ西武、といいたいところだが、うーん、西武もなぁ。なんか、応援するには、熱くさせるものがない、決め手に欠けるチームなんだよなぁ。