犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

あの記憶が甦る

6時前と6時過ぎに、新潟で地震震度6強が3度。地震と聞くとドキドキしてしまう。10年前の阪神淡路大震災のとき、オレは、東京にいた。朝6時、いつものように起きて、テレビをつけると、なんだか様子がおかしい。「災害だ」と直感し、あわててNHKにチャンネルを変えた。「阪神地区で震度7」 愕然とした。東海地震だなんだとはよく聞くが、西日本に大地震はない、といわれてたじゃないか。とにかく、実家に電話をかけた。ニウスでは、地元の高槻は震度4だといっている。震度4だって、これまで経験はない。家族は大丈夫だろうか。ところが、かけてもかけても、電話が繋がらない。こうなると、震度4とはいいながら、心配になってくる。時間は刻々と過ぎてゆき、出勤時間が迫ってくる。着替えて、出勤の準備はしたものの、電話が繋がらないのでは、出かけられるわけもない。7時前、出勤のリミット寸前で、ようやく繋がった。電話口に出たのはお袋で、オレの声を聞いたとたん、泣き出した。とりあえず、家族も家も大丈夫らしい。ようやく一息ついて、出勤した。
とにかく、この地震で心配なのは、ちょうど夕飯時だってことだ。火を使う時間帯だから、火災が一番怖い。それに、連続した台風の影響で、地盤の状態も気になる。大災害にならなければいいんだが。