犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

彼我の違いを思い知る

ボストン・レッドソックスが、ニューヨーク・ヤンキースを破って、アメリカンリーグチャンピオンシップを制した。
いやー、よかったよかった。日本のマスコミは、ヤンキースヤンキース、松井松井と喧しかったが、松井嫌いのオレとしては、溜飲が下がりました。
それにしても、メジャーを代表するライバル同士の対戦ということもあってか、ものすごい盛り上がりだった。3連敗後の4連勝ってファクターもあるんだろうけど。ただ、間違えちゃいけないのは、まだリーグチャンピオンシップなんだということ。プレーオフなのだ。このあと、ワールドシリーズで、もうひと盛り上がりがあるのだ。どうだろう、盛り上がるのかな。ボストン、なんか燃え尽きちゃってないか。シリングなんて、右足、血に染めて投げてたぞ。このあと、投げられるのか。ヤンキース倒して、満足しちゃわないかね。どうも心配だなぁ。有名な「バンビーノの呪い」って、ルースをヤンキースに放出して以来、ボストンはWSを勝てなくなった、って話だからね。リーグチャンピオンなら、1986年にもなってるんだよ。つまり、「呪い」が解けたわけじゃ、まだないんだよな。WS勝たないと。
で、日本なんですが、なんかやってますな、東の方で。ビールかけに嫁連れてきた無神経監督と、なーんか花のない地味な監督の対戦。オレ流vsレオ流(何だレオ流って?)、満塁HRが2本、史上初! とかいって、盛り上げようとしてるけど。でもまあ、オチヤイ氏は、ホッと胸を撫で下ろしてるかもね。リーグ制覇は、イチロー最多安打記録と重なって地味に扱われたし、この上、ヤンキースが勝ってたら、松井松井松井松井で、名古屋と所沢のシリーズなんて、もっと地味に扱われかねないところでしたからね。少しぁ目を向けてもらえるのかな。ドーム球場なのに台風で中止なんて、イタいシリーズですからね。JR高槻駅シリーズとか言われてますな。駅挟んで南北にある、西武と松坂屋のバーゲン対決。地元民からすると、ありがたくもあるけど、西武も松坂屋も普段寂れてるのに、バーゲンなんか無理して、大丈夫かって気にもなりますが。
さて、期待はMLBです。ボストンの対戦相手は、ヒューストンかセントルイスか。「バンビーノの呪い」はついに解けるのか。楽しみ楽しみ。