犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

二階から 見下ろす形 初じゃず家

昼過ぎに、営業さんから入電。先週金曜、急遽のセッティングで、慌ててヒゲを剃ってまで駆けつけた面談の案件は、結局、動き出さない旨、発注先から連絡があった、とのこと。冷静を装い、ありがとうございますと礼を云って、電話を切った途端に毒づいた。提案もせずに案件を見送るってどー云うことだ、こう云うご時勢だからこそ、仕事を生み出す必要があるんだろーが、いつも云ってるだろう、迷ったらGO! だってよぉ。

何か、毒づけば毒づく分だけ、自分に帰ってくるような気もして、むしゃくしゃする気持ちを抱えていたら、46junからメールが入った。「今夜、じゃず家のセッション、行きません?」 じゃず家かー、一回だけ、ライブを聴きに行ったことはあったけど、ジャムセッションはずっと見送ってたんだよなー、何と云っても、平日セッションだからね、ギター弾きは、ギター抱えて、仕事に行けないからね、今は案件待ちの立場だけどさ、どうしようかなー。

等と迷っていて、なーんかバカらしくなってきた。いつも云ってるんだろ? 迷ったらGO! だって。だったら決まってるじゃないか。

と云う訳で、晩飯を早めに済ませて、車で出掛けた。シサシブリの黒崎町。昔、初心者セッションによく通った、バンブークラブを尻目に殺して(上方落語用語)、環状線の高架下、じゃず家のセッションに初参加、である。

結構、知り合いも居た。ホストベーシストからして、マイミクnabeさんだったし。
歌伴で2曲。Bbのブルース。オーラスの「The Chiken」。待っている間は、喫煙可の2階に上がって、タバコを吸いながらステージを見下ろす。京都・南座で、夢の遊眠社「贋作・桜の森の満開の下」を、3階席から観たときのような感じ。ちょっと違うか。

誘ってくれた46junに感謝。クサってた気持ちも、少し晴れた。なるようになるさね。明日も頑張るか。頑張るったって、営業さんから次の案件の連絡を待つだけなんだけどね。

ところで、迷ったらGO! っていつも云ってる、って誰に云ってんだっけ。