犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

天国は 心にあると 思ひたる

オレも、天国も死後の世界もない、と思っている。

3年前に親父が死んだ。親父は、お袋やオレや、妹や那由他を、見守ってくれている、と思っているが、それは、お袋やオレに残っている親父の記憶が、お袋やオレ自身を律している、と云うことだ。親父の魂がある、と云うことは、そう云うことだ、と思っている。

天国や死後の世界は、生きている人の心のなかにあるのだ。

宗教を、決して否定するつもりはない。
宗教は、ヒトと云う、死を知った種が、その恐怖から逃れるために創り上げられた物語、なのだと思っている。それは、物語る力を、ヒトが持っている、と云うことだ。

ヒトは、物語る種なのだ。

「天国も死後の世界もない」と語りながら、宇宙の始まりを語ろうとする、ホーキンス博士も、物理学と云うステージで、物語っているのではないか。

「天国も死後の世界もない」、英物理学者ホーキング氏が断言
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1604343&media_id=52

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フト見上げると、窓の隙間から満月が覗いていた。
ちょっと得した気分。