犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

選んでも 負けた記憶は トラとウマ

慌てたつもりはないのだが、先週、盆休みに入ってすぐに、ケータイをXperiaに換えた。
基本的には快適で、まだまだ確認しきれていない機能もあるし、アプリだってそんなにダウンロードしてないし(有償アプリとなるとクレジットカード決済になるのだろうが、オレは、現在、クレジットカードは全て解約しているので、その点はちょっと不便)、これからもっと楽しめるはずだ。

ただ、スマートフォンと云うと、日本では、圧倒的にiPhoneのシェアが大きい。世界的には、Androidのシェアが1位であり、Android端末のXperiaも、これからと云ったところなのだろうが、街を歩いていても、やはりiPhoneユーザの多さに気付く。

ユーザが多ければ、インフラも整備される。ソフトもハードも、iPhone系の充実は凄まじい。アクセサリにしたって、圧倒的にiPhone優位だ。
今日、タッチペンを買おうと、帰宅途中にヨドバシ梅田に寄ったが、右も左もiPhone。カバー、ストラップ、保護シールド、ヘッドセット、充電器。少数派のアクセサリは、みつけるのもひと苦労である。

iPhoneとの2台持ちは、最初から選択肢にはなかった。ケータイはすなわち、ケータイ電話なのであり、通話が第一の目的なのだ。メールを中心にしたコミュニケーションツールと云っても、仕事で使うことを考えれば、通話は絶対外せない。
通話を考えた場合、15年以上継続して使っているドコモを、今更辞めるのは現実的でない。長く使ってきて、それなりに割引等の恩恵も受けているのだ。
それに、通信面でのインフラの整備は、ソフトバンクなど比較にならない。かつては独り勝ちだった巨鯨には、それなりのメリットがあるのだ。

PDA端末を別に持つ、と云うのも選択肢としてはあったのだろうが、ドコモが本格的に参入してきたスマートフォンを、利用しない手はない。やはり、Xperiaが最良の選択だった、と今のところ思っている。

ひとつだけ、これは全く埒も無いことなのだが、オレは昔から、貧乏くじを引くことが、ままあった。Xperiaが、ソニー・エリクソンと云うのも、気になる点なのだ。
嘗て、ソニーvs他陣営で、ソニーが負けた記憶。即ち、ホームビデオである。

オレが最初に買ったホームビデオデッキが、ソニーのベータマックスだったのだ。1984年当時、それは一定のシェアを持っていた。今ほど一般化していなかったが、レンタルビデオ店に行くと、ベータとソフトとVHSのソフトが、共に棚に並んでいたものだ。

「ベータの方が画質がいい」などと云う都市伝説にもノセられ、オレはベータを使い続けたが、結局、VHSが圧倒的なシェアを占め、ソニーはベータを撤退させた。

(VHSが普及した理由の一端には、アダルトビデオメーカが、VHSのみで、ベータでソフトを販売しなかったから、と云う説もありますな。)

劇団夢の遊眠社の舞台中継など、ベータで録画しており、未だにそのテープは残っているのだが、デッキが無いので観られない。なんとかしてDVDに焼きたいのだが。

ソニーが負けた記憶。Xperiaは大丈夫だよね? 世界№1シェアの、Androidだもんね?