七年振り 踊りたくとも やや微妙
この土日は、かなーりのんびり、ダラダラ過ごした。
先ずは土曜日。7時半に起き出し、アサヒビールの工場見学に出掛けるお袋を見送ってから、8時半に車を出し、駅前のシネコンへ。7年振りの新作公開となった、「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」の初回上映を観る。
97年1月期ののドラマ本放送以来、一貫してファンである「踊る」の新作なのである。楽しみにせずに居られるものか。わくわくして映画館に向かい、狐が落ちた。
これは、昔からのファンへのサービスに拘る余り、映画としてのツボを押さえ損ねた作品だと思う。
過去のシリーズ作品のキャラクター総登場。レギュラーメンバーは勿論、姉妹編ドラマの主演だった内田有紀、スピンオフ映画のキャラクターだった寺島進、小泉孝太郎と云ったメンバーまで詰め込んで、メリハリに欠ける出来となった。ファンはニヤリと楽しめる部分もあるが、ここから初めて「踊る」に触れる観客には、ツラいところも多々あるのではなかろうか。
イヤ、そう云う考えは老婆心に過ぎないかもしれない。昔からのファンだからこそ感じた違和感なのかもしれない。
いずれにせよ、ヒットはするのだろうから、新たな「踊る」ファンが増えることを、素直に喜びましょうか。
とは云え、ここからまた、続編作ろうなどと云うことは、ゆめゆめ考えないように。意匠をどんなに派手に繕っても、縮小再生産にしかならないのだろうし。
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日曜は、もっとのんびり。セッションにも行かず、夕方まで家に居て、シサシブリにアメ村までレッスンに出掛けただけ。
梅雨の合間の晴れは、空が青く、雲が白く、陽射しが明るく、風が涼しく、よい気持ちだったので、御堂筋を歩いて下ったら、やっぱり汗をかいた。夏になればもっと暑くなる。