犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

憧れは 褪せることなき あのギター

お昼過ぎに配信されたニウスで、既に触れておられるマイミクさんも居られるのだが、やはり、素人ギター弾きとしては、この訃報に触れない訳にはいかない。

ギターを始めたのは中学2年の頃で、YAMAHAのアコギでさだまさしサイモン&ガーファンクルを部屋コピしていたが、勿論、エレキギターも欲しくて欲しくてたまらなかった。フェンダーストラトキャスターにも憧れたが、ギブソンレスポールに、一番憧れた。

1995年頃、千葉で仕事をしていて、職場の側に、セントラルプラザと云う商業ビルがあり、昼飯を食いに行ったり、書店や楽器屋を覗いたりした。このビルの、通りを挟んだ向かいに、新星堂ロックインがあって、レスポール・スタジオが8万円で売り出されていた。当時は、ジャズは勿論、ロックもフォークもやっていなかったが、昔、憧れたギターが目の前にあって、自分の自由になる金を持っているとなると、弾くあての有り無しに関わらず、どうしても欲しくなってしまい、購入した。ギタースタンドは買ったがアンプは買わず、部屋の隅に立てかけて、ときたま手にしてコード弾きをし、殆どは眺めるだけで満足していた。
このレスポールは、数年後、金に困って質に入れ、流してしまった。惜しいことをしたと、今になって思う。

家に、何本もギターを抱えている今でも、レスポールはやっぱり欲しい。何時まで経っても、ギター小僧の憧れは褪せぬものなのであります。

レス・ポール氏のご冥福をお祈り致します。

エレキギター開発者、レス・ポール氏が94歳で死去
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=929395&media_id=52