犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

在りや無しや 重ね合はせの ライブ前

笑って許してもらえそうな遅刻の言い訳ランキング
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=850289&media_id=45

部長「また遅刻じゃないか。始業時間に2時間も遅れている。何故遅刻をしたのかね」

部下「部長、私が遅刻をしたかどうかを詮索するまえに、ひとつ、思考実験をしてみましょう。

先ず、蓋のある箱を用意して、この中に猫を一匹入れます。次に箱の中に、猫の他に、放射性物質ラジウム、ガイガーカウンタ、青酸ガスの発生装置も入れておきます。もし箱の中にあるラジウムがアルファ粒子を出すと、これをガイガーカウンタが感知し、その先についた青酸ガスの発生装置が作動して、猫は死にます。しかし、アルファ粒子が出なければガイガーカウンタは作動せず、猫は生き残ります。

量子力学における確率解釈によれば、猫の生死はアルファ粒子が出たかどうかの確立のみにより決定します。仮に1時間で箱に入れた量のラジウムが崩壊してからアルファ粒子が放出される確率が50%だとすれば、この箱の蓋を閉めて1時間放置したら、人間が観測するまでは、猫は生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なりあっていると解釈しなければなりません。

つまり、部長が私を認識するまでの間、私は、遅刻をしている状態としていない状態が、重なり合っているのです。私は、遅刻しているとも、していないとも解釈できるのです」

部長「そうか。そして私が君を観測した時点で、君はその重ね合わせの状態から、遅刻をした状態に収束したと云う訳だね。
或いは、エヴェレット解釈によれば、遅刻した君を観測した私と、遅刻していない君を観測した私の重ね合わせに分岐した、と云うことかな。
いずれにしても、次のボーナスの査定は、覚悟しておきたまえ」

こーんなこと考えて、つらつら日記書いてる場合ぢゃないぜ。ギター弾かなきゃ。
それか、ライブに来た人がオレを観るまでは、ギターを弾いているオレと弾いていないオレの重ね合わせに・・・。

明日の20:00から、淡路のライブバー・感謝にて、シュレディンガーのおしゃれ★きゃっツのライブであります。ご用とお急ぎで無い方は是非。