犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

速い速い 読んでも読んでも 止まらない

昨日買った、伊坂幸太郎「重力ピエロ」 うわー、もう読み終わりそうだ。面白い。止まらない。あと70ページ程。

ダ・ヴィンチ・コード」を読んだ時もそうだったが、最近の小説は、展開が速い。映像表現がフィードバックされて、効果的な省略がなされるようになっている。作者、読者共に、視聴覚文化のスキルが高く身に付いていると云うことだ。

読書はスポーツ。400ページを越える文庫を2日で読み飛ばすのは、殆ど体力の問題だ。
と云う訳で、この勢いに乗って、積ん読状態の、ピンチョン「競売ナンバー49の叫び」、ヘラー「キャッチ=22」、スターン「トリストラム・シャンディ」、カポーティ「冷血」、小林信彦サモアン・サマーの悪夢」「ドリームハウス」、高橋源一郎「いつかソウル・トレインに乗る日まで」も崩していかないと。