犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

JKで エスプレッソと JAZZの夜

18時半に仕事を切り上げ帰宅。高槻に着いてから、JKカフェに向かった。超初心者セッションのホストベーシストでもあるマイミク、k−gくんのライブである。

店に着いたのは19時半頃。既に1ステージ目は始まっていた。ベースを弾いていたk−gくんは、オレの姿をみて少し驚いていた。
カウンターに座りエスプレッソを頼む。タバコを吸いながら店を見渡すと、目を瞑って聴き入っているおじさんがいたりして、ちょっと面白い。
何と云ってもJKカフェ。この10年で、高槻を関西でも屈指のジャズの街に仕立て上げた総本山である。然もありなんと云うところだろうか。

1stセットが終わり、軽くk−gくんと話をする。今夜の編成はピアノトリオで、ピアニストさんは初めてお目にかかる女性だったが、ドラマーさんは昨年10月、三ノ宮のスタジオで行われた、初心者ジャズ@神戸の初セッションのときにご一緒し、先月もビーハイブのセッションでお逢いした、むねさんだった。挨拶をして、その時の話をする。

ふと、店の前の通りに見たような顔が現れ、中を覗き込んだ。マイミクのベーシスト、まっつんだ。あれぇ、何でこんなとこに来てんの? おとさんこそ、何で居るんですか? と云うような話になる。用事で高槻にやってきて、噂に聞くJKカフェを見に来たらしい。k−gくんがライブをやっているとは夢にも思わなかった、とのこと。
で、2ndセットは、カウンターに二人並んで聴いた。

先日のビーハイブセッションでも思ったことだが、目を瞑り、頭を傾げ、踊るようにプレイするむねさんのドラミングはほれぼれする。両手の使い方を、じっと観察してしまった。あんな風にドラム叩けたらいいなぁ。

21時に2ndセット終了。みんなに挨拶をして、店を引き上げた。オレは市内の北の方に住んでいて、阪急の駅前をうろうろすることは少ない。40年近くこの街に住んで居ながら、知らないところが多い。もう少し開拓しようかな。いい街に住んでんだもんな。

アルコールは入っていなかったが、苦いエスプレッソとクールなジャズを楽しんだ夜だった。