犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

タイトルはダサいが カタルシスはある

(ちゃんと五七五のタイトルです)

本日公開の、「バブルへGO! タイムマシンはドラム式」を観てきた。

90年代に猛威を奮った、ホイチョイ・プロダクションの映画。

メッセンジャー」なんか、けっこう好きだったので、この映画も、ちゃんと楽しめた。

意外にみなさん気付かないかもしれないが、この映画には、いわゆるジャリタレは出ていない。
広末涼子阿部寛吹石一恵伊藤裕子薬師丸ひろ子劇団ひとり小木茂光伊武雅刀と、ちゃんとキャリアのある役者連を使っているから、過剰な展開も、学芸会にはならない。

若干、ネタばれすると、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようなタイム・パラドックスがあって、まあ、気持ちいいカタルシスはあるのだが、ここが少し不満でもある。
今では定番アイテムの、カメラ付携帯電話の使い方である。
伏線を張るようでいて、あっさり片付けてしまっている。
ここにもう一ひねりあったなら、カタルシスももっと大きかったのに。ちょっと残念。

まあ、大型ショッピングモールなんかに入っているシネコンで公開されるデートムービーとしては、お誂え向きではないだろうか。他意無く、好意的に書いてます。良作ですよ。