犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

映画の日なので

少し早めに仕事を切り上げ、本日公開の、「武士の一分」を観てきた。

これは相当凄い作品だぞ。

月代、無精髭を伸ばし、隈をつくったキムタクの汚らしさが、なんとも云えず、いい。
「いつものキムタク」を抑えた今回の芝居は、なかなか見ものだった。

中間役の笹野高史が素晴らしいのは云うまでもない。
しかし、何と云っても、この作品の白眉は、壇れい。
元宝塚女優だそうだが、彼女の芝居は完璧。

全く無駄のない出来を、ぞくぞくしながら楽しんだ。
好きか嫌いか、と云われれば、そんなに好きではなのだが、傑作であることは、認めざるを得ない。そういう作品でした。