犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

国際派ビジネスマン

金曜に、中国・西安から、プログラム開発担当者が4人やってきた。
既に詳細設計を済ましているオレが、昼から、開発ツールのセットアップの説明、開発の手順のデモをやってみせた。
4人のうち、年配のリーダー、呉さんは、日本語でのやり取りに全く支障がない。休憩中に喫煙室で、日本語で世間話が出来るほどだ。
残る3人が危ない。男性2人、女性1人なのだが、こっちが喋っても、若干でもレスポンスがあるのは男性の1人だけ。あとの2人は、日本語の読みが出来、少し喋れる程度。聞き取りに至っては、呉さんのフォローがないと、こちらの意図が伝わらない。
今後、他の詳細設計者とのやりとりが増えるだろうが、コミュニケートが非常に心配だ。
しょうがないので、昔取った杵柄、大学時代使っていた、中国語会話の教本を引っ張り出して、復習を始めた。
こういうところで、「出来る」ところを見せとかないとな。フリーランスはキビシイのだよ。

キビシイなどと云いながら、土曜、ハイビジョン液晶テレビを買った。三菱の「REAL」、32インチ、18万円也。ディスプレイケーブルを買ってきて、パソコンにも繋いでいる。
いやー、綺麗だわ、地上波デジタル。ボーナスなんて無いのだが、年末に大きな買い物をして、幸せな気分。
半年前、会社辞める決心をしたときには、こんな年末は想像つかなかった。いや、よかったよかった。

日曜。先週、申請しておいた、パスポートの交付を受けに、大手町に向かう。西安では、バッチプログラムのオフショア開発も行っている。オレの担当範囲外なので、行くことは、まあないだろうが、念のため申請したのだ。
パスポート取るのも20年ぶりだ。今、若干、髭を伸ばしているので、パスポートの写真もそんな状態。スーツは着ているのだが、風体は、ビジネスマンというより、ブローカーだなぁ。
男は、顔に責任持たなきゃな。