犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

極私的偏愛映画 10本

これまで、劇場、テレビ、ビデオ、DVDと、長く観てきた中で、映画史的にはともかく、どうしようもなく好きで好きで仕方がない、という作品を、10本選んでみた。

「ディーバ」
 ジャン・ジャック・ベネックスの長編デビュー作。フィルム・ノワールであり、アクションであり、サスペンスであり、ラブストーリーであり、音楽映画でもある奇跡の作品。深夜放送で出会って以来、ずっとベストワン。

グラン・ブルー
 リュック・ベッソン作品。南仏の海の美しさにうっとりさせられる。ロザンナ・アークウェットのファニー・フェイスも可愛い。ジャック・マイヨールに合掌。

「用心棒」
 黒澤明の超娯楽作。骨太な、圧倒的な面白さにKOされる。オレにとっての黒澤作品ベストワン。

「アニマルハウス」
 ジョン・ランディスのコメディ。「ブルース・ブラザース」も大好きなのだが、1監督1作品に限定すると、こうなってしまう。ジョン・ベルーシの傍若無人ぶりが抜群。後に「アマデウス」でモーツァルトを演じるトム・ハルスが、情けない大学生役で出ている。

キングコング対ゴジラ
 ゴジラ映画と侮るなかれ。テンポもいいし、二大怪獣の対決は迫力あるし、高島忠男、有島一郎は楽しげに演じているし、正直言って、雑な作りではあるけど、気楽に観られる良作です。

ローマの休日
 オードリー・ヘプバーン演じるアン王女の可愛いこと。古典だが、面白くて愛すべき作品であることに変わりはない。ラストの謁見のシーンの切なさもいい。

「ルパンⅢ世・カリオストロの城
 今や世界の宮崎駿の最初期の代表作。「ナウシカ」で異常に持ち上げられるまで、「カリ城」の評価は不当に低かった。テレビ放映されたときも、ズタズタのカット版だったし。

幕末太陽傳
 奇才、川島雄三の代表作。高杉晋作を演じる石原裕次郎の、なんと大根で、だというのになんと魅力的なことか。走りまくるフランキー堺が実に爽快な映画。

「絞死刑」
 大島渚監督作品。絞死刑に処された死刑囚が生きている。「何故?」という問いかけを無限に積み重ね、国家と個人の対峙を描き出す、と云えば難しく聞こえるが、それはまあ、時代の産物ということで。すっとぼけたユーモアが全編を覆い、テーマの重さはともかく、ニヤニヤ楽しめる映画。

猟奇的な彼女
 近作だが、なんともいえない可愛らしさと、幸せなラストに嬉しくなった。10本目は、長く、レオス・カラックスの「汚れた血」だったのだが、この作品が取って代わった。


気味が悪いくらいに、タイガースが強い。
昨日も、井川のヤロー、だらしないピッチングしやがって、とムカムカしていたが、片岡が逆転ツーベースをかっとばして、またまた勝った。ヘロヘロだった井川に勝ち星がつくおまけ付き。いやはや、強い。井川もツイてる。
一昨年、優勝したばっかりなのに、今年も、これぁ行くな。などと云いながら、最後の最後で、逆転優勝喰らうんじゃないかと、戦々恐々としているというのも、タイガースファンの業なのだ。どこが逆転する、とまでは書かない。現実になったらヤだからね。言霊とは、恐ろしいものなのです、ハイ。

明治ミルクと珈琲
 これは、単純に差別だと思う。こういう企画を発案したプランナーの感覚を疑う。

アミノサプリ
 もともとウザかったが、最近の「ヘンな歌」シリーズになってから、ますます嫌になってきた。前々バージョンの「本質的は変わってないぜ〜」や今の「何故と云われてもうまくはいえない〜」など、歌詞らしくない説明型で、面白さを狙っているつもりだろうが、ちっとも面白くない。それは、あの5人が、全く面白くないからだろう。

スカパー
 松浦亜矢と礒野貴理子という、嫌いなタレントのダブルパンチ。特に、磯野貴理子はどうにかしてほしい。

以上、とりとめなく、不快なCM3選でした。