極私的偏愛映画 10本
これまで、劇場、テレビ、ビデオ、DVDと、長く観てきた中で、映画史的にはともかく、どうしようもなく好きで好きで仕方がない、という作品を、10本選んでみた。
「ディーバ」
ジャン・ジャック・ベネックスの長編デビュー作。フィルム・ノワールであり、アクションであり、サスペンスであり、ラブストーリーであり、音楽映画でもある奇跡の作品。深夜放送で出会って以来、ずっとベストワン。
「グラン・ブルー」
リュック・ベッソン作品。南仏の海の美しさにうっとりさせられる。ロザンナ・アークウェットのファニー・フェイスも可愛い。ジャック・マイヨールに合掌。
「用心棒」
黒澤明の超娯楽作。骨太な、圧倒的な面白さにKOされる。オレにとっての黒澤作品ベストワン。
「アニマルハウス」
ジョン・ランディスのコメディ。「ブルース・ブラザース」も大好きなのだが、1監督1作品に限定すると、こうなってしまう。ジョン・ベルーシの傍若無人ぶりが抜群。後に「アマデウス」でモーツァルトを演じるトム・ハルスが、情けない大学生役で出ている。
「キングコング対ゴジラ」
ゴジラ映画と侮るなかれ。テンポもいいし、二大怪獣の対決は迫力あるし、高島忠男、有島一郎は楽しげに演じているし、正直言って、雑な作りではあるけど、気楽に観られる良作です。
「ローマの休日」
オードリー・ヘプバーン演じるアン王女の可愛いこと。古典だが、面白くて愛すべき作品であることに変わりはない。ラストの謁見のシーンの切なさもいい。
「ルパンⅢ世・カリオストロの城」
今や世界の宮崎駿の最初期の代表作。「ナウシカ」で異常に持ち上げられるまで、「カリ城」の評価は不当に低かった。テレビ放映されたときも、ズタズタのカット版だったし。
「幕末太陽傳」
奇才、川島雄三の代表作。高杉晋作を演じる石原裕次郎の、なんと大根で、だというのになんと魅力的なことか。走りまくるフランキー堺が実に爽快な映画。
「絞死刑」
大島渚監督作品。絞死刑に処された死刑囚が生きている。「何故?」という問いかけを無限に積み重ね、国家と個人の対峙を描き出す、と云えば難しく聞こえるが、それはまあ、時代の産物ということで。すっとぼけたユーモアが全編を覆い、テーマの重さはともかく、ニヤニヤ楽しめる映画。
「猟奇的な彼女」
近作だが、なんともいえない可愛らしさと、幸せなラストに嬉しくなった。10本目は、長く、レオス・カラックスの「汚れた血」だったのだが、この作品が取って代わった。
気味が悪いくらいに、タイガースが強い。
昨日も、井川のヤロー、だらしないピッチングしやがって、とムカムカしていたが、片岡が逆転ツーベースをかっとばして、またまた勝った。ヘロヘロだった井川に勝ち星がつくおまけ付き。いやはや、強い。井川もツイてる。
一昨年、優勝したばっかりなのに、今年も、これぁ行くな。などと云いながら、最後の最後で、逆転優勝喰らうんじゃないかと、戦々恐々としているというのも、タイガースファンの業なのだ。どこが逆転する、とまでは書かない。現実になったらヤだからね。言霊とは、恐ろしいものなのです、ハイ。
明治ミルクと珈琲
これは、単純に差別だと思う。こういう企画を発案したプランナーの感覚を疑う。
アミノサプリ
もともとウザかったが、最近の「ヘンな歌」シリーズになってから、ますます嫌になってきた。前々バージョンの「本質的は変わってないぜ〜」や今の「何故と云われてもうまくはいえない〜」など、歌詞らしくない説明型で、面白さを狙っているつもりだろうが、ちっとも面白くない。それは、あの5人が、全く面白くないからだろう。
スカパー
松浦亜矢と礒野貴理子という、嫌いなタレントのダブルパンチ。特に、磯野貴理子はどうにかしてほしい。
以上、とりとめなく、不快なCM3選でした。