犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

「交渉人 真下正義」

97年の本放送以来の「踊る〜」ファンとしては、スピンオフ作品とはいえ、「交渉人 真下正義」を観ないわけにはいかない。ゴールデンウィーク終盤の5/7、公開日のレイトショウに出かけた。10時前の回だったが、十数人が並んでおり、さすがの人気作品といったところか。開巻からノンストップで、どんどん押してくる展開に、十分楽しめた。途中、地下鉄車両内のパニックシーンでは、あの不幸な事故のことを思わないでもなかったが、魅力的な役者と共に突っ走った2時間だった。
ユースケ・サンタマリアも、堂々の演技。昔、フジの深夜で、「アジア〜ン、ビートッッッッッ!」なーんて叫んでた、インチキくさいキャラが今でも健在な上に、なんともチャーミングな役者になったものだ。國村隼金田龍之介寺島進が素晴らしく、アリキリ・石井くんはすこしやり過ぎ。八千草薫嬢は実に上品で、雪乃こと水野美紀ちゃんはもう少し髪が短かったらよかったのに。西村雅彦氏は雰囲気抜群なんだけど指揮はヘタ。シンバル奏者が上様・今井朋彦とは、ヤラレたなぁ。
ラストは少し消化不良。夏の「容疑者 室井慎次」への伏線なのかもしれないが、うーん、こういう引っ張られ方もどうなんだろう。「容疑者〜」は君塚良一氏が監督するとのこと。本広作品のようなスピード作品にはならないだろうか。新城管理官こと筧利夫が活躍する作品になるのかな。あぁ、手の内で踊らされてるなぁ。夏が待ち遠しい。
Shall we Dance?」と「交渉人 真下正義」 しっかり楽しんだゴールデンウィークでした。さ、ブログ書いてないで、仕事仕事。