犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

何もない休日

とりあえず、平和な3連休だった。
3連休突入前の金曜。母親が、友達のスナックでの月に一回の飲み会に出かける日だった。退社時間も早かったので、帰りに寄ってみる。既にほろ酔いの母親は、いきなり息子がやってきたので、驚くやら照れくさいやら嬉しいやらで、声のトーンがあがる。最近、もっぱら飲んでいる泡盛をもらい、土手焼きをつまむ。途中からカラオケが始まる。オレより30〜40歳年上の方々ばかりなので、選曲はもっぱら演歌。唄うように促され、中西保志「最後の雨」福山雅治「桜坂」を唄う。母親の同級生と称されるご婦人が、「ロンリーチャップリン」を唄いたいと仰るのでデュエットする。泡盛がいい感じにまわり、すっかり酔ったところで、タクシーで帰宅。タダ酒飲めるンなら、来月からも顔覗かせるかな。
土曜は、9時半に起き出す。泡盛は翌日に残らない。少し、部屋を片付け、車で出かける。暑いくらいの日差しで、窓を全開にして走ると、風が心地いい。買い物を済ませ、軽く食事をして帰宅。テレビで阪神−広島戦を観戦していると、携帯が鳴る。プロジェクトマネージャからだった。客先から、調査依頼が出たらしく、21日までに回答して欲しいとのこと。なんで3連休の最終日なんだよ。一挙にブルーになる。チームの後輩に連絡。日曜の午前中に、片付けちゃおうと確認しあう。夜はK−1を観る。角田の復帰戦を観て、43歳の無謀な復帰云々よりも、まったく決め手かける曙にげんなりする。初勝利とかなんとか云ってるが、やっぱりこいつはダメだ。「ごくせん」はあんまり興味がないので、9時からは「世界ふしぎ発見」を観て、10時過ぎ、卒業式のあたりから、チャンネルをよみうりテレビへ。一応、仲間由紀恵を観ておく。しかし、生瀬勝久はすっかりポジションを獲得してるなぁ。「探偵ナイトスクープ」で上岡龍太郎に怒られたのも、今は昔の物語だなぁ。
日曜。8時40分に目覚める。10時に職場入りと、後輩に云ってあるので、9時に出れば間に合うな、と思いながら2度寝。次に目覚めたら9時過ぎだった。9時半に出れば間に合うだろうと軌道修正し、身支度開始。9時20分に車で出発。中環や新御堂といった幹線道路は、予想通り、渋滞らしい渋滞もなく流れも順調だったが、そこに乗るまでの一般道路で、交通量が以外に多く、若干時間がかかる。それでも10時過ぎには到着。客からの確認事項は、屁みたいなものだった。PMが、問題点の本筋を理解しておらず、必要以上に騒ぎ立てるから、チーム全体が浮き足立つんだ。全く、どうにかして欲しいぜ、あのオヤジ。サクッと調査を終わらせ、1時間で作業終了。と、後輩が、「なんか、時計が揺れてません?」という。見ると、たしかに左右に揺れている。「え? 地震かなんかか? 揺れた?」「揺れましたよ。ほんのちょっとでしたけど」 オレは全然感じなかったのだが。とりあえず解散。車に乗り、テレビをつけると、「九州で震度6弱」 でえー、じゃ、さっき本当に揺れたんだ、震度6弱は大きいだろう、大丈夫なのか?
月曜。天気がいい。まずはタイスケを風呂に入れる。3ヶ月ぶりくらいだろうか。1月2月は、異常な忙しさで、散歩もままならなかったからなぁ。淀川の河川敷まで車で連れて行き、河原を散歩することにする。出かける直前に、アマゾンで注文していた「東京の暴れん坊 [DVD]」のDVDが届く。21日発売ということで、予約注文していたのだが、いやー、早い早い、さすがアマゾン。確か、ビデオも発売されてなかった作品のはずで、DVDが出ると聞いて、一も二もなく注文したのだが、面白い。オープニングのタイトルバックから、ウキウキしてくる。こんな作品が、昭和30年代には、プログラムピクチュアとして、量産されていたんだと思うと、寂しくなってくる。しかし、小林旭はカッコイイし、浅丘ルリ子はカワイイなぁ。観たくて観たくて、長年追いかけていた作品だったのだが、満足しました。昼飯を食ってから、枚方大橋の袂の河川敷公園に出かける。3連休の最終日。河川敷の公園は結構混んでいたが、日差しも暖かく、風も気持ちよく、散歩を堪能する。帰宅して昼寝。たっぷり7時くらいまで寝てしまった。昼寝のレベルじゃないな。こんなんじゃ、また、夜寝られなくなるなぁ。
先月までとは比べ物にならないくらい、のんびりとした週末でした。