犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

イラクの事件について

イラクの人質が、殺害された。
残虐な行為には、憤りを感じる。
ただし、あの青年は、人生をナメてたと思う。
経験は大事だ。それは、自分の見聞を広め、経験を積むことも大事だが、他人の経験を尊重することも大事だ、ということだ。
誰が見ても危険だ、と分かっている土地に、何の覚悟もなく(そういわれても仕方のない態度だ)、出かけていく、なんてのは、幼稚な自意識でしかない。
挙句の果てに、「日本に帰りたいです」はないだろう。
残されたご家族には、心より、お悔やみ申し上げます。
青年を殺した連中は、本当に許せない。
でも、あの青年は間違っていた。彼の間違いを、正当化してはいけない。間違いは間違いだ。
イラクの平和は、無謀な、幼稚な行為からは生まれない。