犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

拳とは 名ばかりでなく 芝居もまた

死因は肝がん 緒形拳さん、関係者らに口止めして闘病 直人さん「仕事に意欲的で前向きな人」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=629658&media_id=54

mixiはこちら → http://mixi.jp/view_diary.pl?id=956738027&owner_id=554922

今日は、このニウスに触れている人がやはり多いようで。

緒形拳と云うと、「楢山節考」だぁ「復讐するは我にあり」だぁと語られる場合が多いようだが、オレが忘れられないのは、岡本喜八監督作品「大誘拐」と増村保造監督作品「セックス・チェック 第二の性」だ。

前者は、ほとんど北林谷栄のワンマン映画とでも云うべき作品だが、和歌山が舞台のこの映画で、東京出身の緒形拳は、和歌山県警本部長役として、違和感のない関西弁を喋る。基本的だが見事な芸だ。これが出来ない役者って多いもんね。

なにより凄まじいのは後者。随分前に、全く偶然にテレビ放映されたのを目にしたが、内容もさることながら、当時31歳の緒形拳の怪演にすっかり中てられた。気持ち悪くなるような芝居であった。

参考までに、ウィキペディアの記事を貼っておく。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF_%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E3%81%AE%E6%80%A7

オレの中での緒形拳は、未だにこの映画のイメージなのであった。

緒形拳」と云う芸名は、本来、「おがたこぶし」と読ませるつもりだったのだと云う。正に、堅固な拳を叩きつけるかのような、硬派な役者さんであったと思う。

緒形拳氏のご冥福をお祈り致します。

死因は肝がん 緒形拳さん、関係者らに口止めして闘病 直人さん「仕事に意欲的で前向きな人」
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ブログはこちら → http://d.hatena.ne.jp/pearlrice/

今日は、このニウスに触れている人がやはり多いようで。

緒形拳と云うと、「楢山節考」だぁ「復讐するは我にあり」だぁと語られる場合が多いようだが、オレが忘れられないのは、岡本喜八監督作品「大誘拐」と増村保造監督作品「セックス・チェック 第二の性」だ。

前者は、ほとんど北林谷栄のワンマン映画とでも云うべき作品だが、和歌山が舞台のこの映画で、東京出身の緒形拳は、和歌山県警本部長役として、違和感のない関西弁を喋る。基本的だが見事な芸だ。これが出来ない役者って多いもんね。

なにより凄まじいのは後者。随分前に、全く偶然にテレビ放映されたのを目にしたが、内容もさることながら、当時31歳の緒形拳の怪演にすっかり中てられた。気持ち悪くなるような芝居であった。

参考までに、ウィキペディアの記事を貼っておく。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF_%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E3%81%AE%E6%80%A7

オレの中での緒形拳は、未だにこの映画のイメージなのであった。
緒形拳」と云う芸名は、本来、「おがたこぶし」と読ませるつもりだったのだと云う。正に、堅固な拳を叩きつけるかのような、硬派な役者さんであったと思う。

緒形拳氏のご冥福をお祈り致します。