犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

劇場独り占め

午前2時半からのレイトショウに、「バベル」を観に行った。
いやははは、笑った笑った。オレ一人だけ。
オレがいなけりゃ、その回は上映しなかったかもね。

で、「バベル」だが、悲痛な作品だった。
思いが伝わらないもどかしさが、全編に漂っている。
カタルシスを楽しむ映画ではない。
しかし、心の奥底に、ふと、優しさが生まれる映画でもあった。

菊池凛子の熱演は、素晴らしいと思う。ただ、表情が好きになれないンだよな。そう云っちゃあ申し訳ないのだが。

こういう書き方は矛盾しているのだが、気軽に薦められない、しかし、万人に観て頂きたい映画だった。
皆さんも、興味があれば、是非。