犬と暮らす人

2011年1月まで、ラブラドール・レトリーバー「タイスケ」と暮らしていた、表はフリーのシステムエンジニア、裏はなんちゃってジャズギター弾きの日常。

喫煙

煙草は、中学のとき、親父のハイライトをくすねたのが最初だが、日常的に吸い始めたのは、大学に入ってからだ。
ピースライトが発売になり、これを吸ってみたら旨かった。煙草を旨いと思ったのは、その時が初めてで、以来、辞める気がなくなった。
赤ラーク、ラッキーストライクときて、今は、ナチュラアメリカンスピリットという銘柄を吸っている。
踊る大捜査線」の青島刑事が吸っている煙草。この辺り、ミーハーな選択だが、ミーハーも、10年続くと、本物である。

昨今は、分煙も進み、喫煙者には肩身の狭い世の中だ。どこに行ったって、喫煙場所が設けてある。まあ、それは仕方がないと、納得はしているが。

今の職場も、喫煙室があって、1時間〜1時間半に1回、吸いに行く。席に近く、人の出入りもよく分かる。見ていると、30分、いや、15分おきに、吸いにくる人がいる。いくらなんでも、来過ぎだろう。暇なんだろうか。ウチのチーム、忙しくて火を噴いているのだが、手伝ってくんないかな。
こういう人は、昔なら、自席で間断なく吸い続けてたんだろーなー。かく云うオレも、喫煙OKの職場で、1日に3箱吸ってたこともあったな。

昨今の、嫌煙という考え方には、正直、うんざりしている。気持ちは分からないではないのだが、お互い、あまりヒステリックになるのは如何なものか。
手持ち煙草を、火のついた松明持って歩いてるような描写をしたCMがあったが、あそこまで自虐的にならなくてもいいんじゃないか?

もちろん、マナーを守らないヤツが悪い。電車に乗って、出発を待っていると、くわえ煙草の爺さんが、くわえていたやつを、電車とホームの間に捨てて、乗り込んできた。よっぽど、殴りつけてやろうか、と思った。こういう奴がいるから、溝が埋まらないのだ。

とはいうものの、喫煙にマナーがあるように、嫌煙にもマナーがあるんじゃないか?
眉吊り上げて、「嫌煙嫌煙」と云われても、釈然としないこともある。
これ、云うと、堂々巡りになっちゃうんだよなー。あまり深入りすると、虎の尾を踏むことになる。

お互い寛容に。それが一番じゃないだろうか。